7月19日(水)デジタルプリント工房フレッシュにて、沖縄県写真協会主催の平成29年度第1回勉強会を開催しました。 講師は白梅同窓会会長の中山きくさん。 テーマは「白梅学と看護隊のお話~またやって来た。戦争直前の世相が」 沖縄で写真活動を行う場合、沖縄戦の体験は切っても切り離すことはできません。 写真表現を深化するためにも、沖縄戦の体験を直接お聞きすることは必要だとの思いから、今回の勉強会が企画されました。
中山きくさんが広げて見せてくださっているのは、ご自身をモデルにして書かれた下記の絵本です。
沖縄戦の女性学徒隊の概観、白梅学徒隊に進んで入ったいきさつや当時の軍国主義教育、看護の訓練、学徒隊となってどんな生活だったのかなどを中心に、詳しく語ってくださいました。 運よく生き延びることができ、戦後は教員となり、家庭をもち、今では子どもや孫たちが長寿を祝ってくれること。 もし自分が戦争で死んでいれば、自分のあとの世代は存在しなかった。 戦争を起こさせないよう、、行動することの大切さを力を込めておっしゃっていた中山きくさんの言葉に、応えられる自分でありたいと思いました。。