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​写真展開催情報

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Minotan Photo Exhibition
SENTIMENT
 
会期:2024/10/12(土)〜2024/11/17(日)
   9:00〜20:00入場無料

会場:MBギャラリーチャタンbyザ・テラスホテルズ(北谷町美浜38-1)
 

​写真展開催情報

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​写真展
テューンがみた沖縄1947-1949
 
会期:2024/11/1(金)〜2024/12/2(月)
   10:00〜17:00(入場は16:00まで)
   ※毎週火曜日、11/6(水)、11/21(木)は休館日となります。


会場:護佐丸歴史資料図書館3階企画展示室
 

​TOPIX

​第53回沖縄県芸術文化祭写真部門審査結果

 去った8月4日日曜日に行われた表題の審査結果をお知らせいたします。

​今回は応募総数238作品の中から、113作品87名の入選、入賞が決定しました。

​TOPIX

​東邦定、島元智が第58回沖縄タイムス芸術選賞受賞

 沖縄の芸術文化の発展を図るため、優れた芸術活動および芸術文化の向上に功績のあった個人や団体を表彰する「沖縄タイムス芸術選賞」同協会より、名誉会員の東邦定、副会長の島元智の両名が受賞しました。おめでとうございます。

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​TOPIX

​東邦定 写真集「ウチナーンチュの貌」発表

 沖縄県写真協会名誉会員、東邦定による写真集、「ウチナーンチュの貌」がこのほど発表となりました。

 沖縄タイムス文化面にて、2019年〜2023年にかけて連載された同名企画に、未掲載の写真も含め単行本化。世代わりを生きるウチナーンチュ約167人のポートレートと次代への伝言が綴られます。

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​コラム

​福木ひろめる会に寄せて
 

 突然ですが、2月9日が何の日かご存知でしょうか。肉の日?服の日?

 それもいいのですが、今回、ご案内するのは福木の日。

 私の執筆が遅くなり、自責の念にかられておりますが、

 読んで字の如く、福を張る小話をご紹介します。

 福木といえば、備瀬のフクギ並木が有名ですが、そのイメージといえば、「塩害に強い防風林。」くらいに思っている方も多いのではないでしょうか。尤も、葉が肉厚で樹皮も硬く、厚いので丈夫なのですが、そんな樹皮は、実は紅型の黄色染料として重宝され、実に鮮やかに発色します。それ以外にも、自然の樹形がスマートで、枝を張らないため、実は剪定がほとんど要らないそうです。また、直根性といい、根も張らず、地中で真っ直ぐに伸びていきます。つまり周囲の石垣や塀を壊さない。実は外見も中身もスマートで実直、それでいて色気もある、目指したい大人の様な樹木なのです。

 そんな福木の魅力を発信、保全しているボランティア団体があります。当協会会員の照屋寛孝さんが会長を務める「福木ひろめる会」です。平成26年に発足した同会は、福木の植栽、福木鉢苗の配布、福木をテーマにした紙芝居の上演、福木普及写真展の開催等を通して、福木の知られざる特性や、魅力を紹介、発信されています。

 去った2月5日、​同会主催の「緑の至宝フクギー福を呼ぶ福木」に行ってまいりました。福木フォトコンテストの受賞写真や、県内各地の福木の写真、また実際の福木の苗木展示、福木染めの展示等、見応え満載。さらに照屋さんは独自に花道、生花への福木の活用の案内や、福木の実を使ったジャム、漬物の開発等、福木のこれまでの姿とこれからの姿を同時に見せる展示会となっておりました。今後も福木ひろめる会、及び照屋さんのご活躍を祈念するとともに、簡単ではありますが、​活動をご紹介させていただきました。(文責:又吉 亮太)

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東 邦定

「いちゃりばちょうでー」より 

 チャンプルーの語源は何処から来たのか? 
ある人によれば其れは中国から来たと言うがその証拠は定かで無いという。インドネシアにある料理名にナンチャプルーというのがある。

沖縄もゴーヤーチャンプルーという料理があるのでもしかしたら語源は東南 アジア辺りにある様にも見える。

 

 チャンプルーの意味は主体となる料理を他の具材とかき混ぜる事だからだ。
同時に地域性と言えば良いのか、人々の性格も似ているところが多い。スロ〜な時の過ごし方や使い方も内地に比べるとむしろ東南アジア近辺に近いのではなかろうか。時間にスロ〜な事が原因で内地の人々と衝突する場合もたまたまある事も事実だ。

それは価値観の違いによる他愛のない問題であると思える。

 

 かって沖縄の魅力に取りつかれこの地に拠を構え住む人のことを、「沖縄病」に捕りつかれたと言われていた事が久しい。

しかし現実には今でも沖縄に転居する人々は確実にいる事も確かだ。この方たちはスロ〜な生き方の沖縄人がむしろ好きなのだ。

ここに様々な価値観があるわけで許し理解しあう関係性の大切さが見えてくる。

この地の人々はDNAにしっかりとそれを残している。ある人はこれをウチナンチューの魂(アイデンティティー)とも呼ぶ。

 

 数ある沖縄の言葉に「いちゃりばちょうでー」という言葉がある。

「袖振り合うも多生の縁」に似ているが少しニュアンスが違う。
「いちゃりばちょうでー」はもう少し深く、生活の状態まで関わり合い共に生きていく関係性を謳っている様に見える。

大きな意味で言うと人類はみな兄弟家族とでも言う事だろう。口にこそ出さないが(そこが又、ウチナンチュらしいところではあるが)他者との関係
性を大事にする文化は王国になった辺りに出来上がったのだと思う。

傷つけあう無意味さを避ける事を自然に身に着けてきた民の優しさから来ているのだろう。
 

 終戦から75年すぎ令和の時代になっても相変わらず経済中心の思考から脱却しきれていない世の中だ。
そろそろ「いちゃりばちょうでー」の精神で時代を進まねばならない時を迎えている。
この島にある素晴らしい言葉を生かさし、実践して行かないといけない。
  

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